シャーレアン、それは賢人たちが研究する都市であり、暁の血盟のメンバーの故郷でもあります。
このシャーレアンはプレイ中にかなり耳にする地名ですが、
「実際シャーレアンってどんなところなの?」
と思う光の戦士たちも多いはずです。
シャーレアンの痕跡はある場所で見ることができます。
それは低地ドラヴァニアですが、ここにシャーレアンの歴史を見ることができます。
しかし、その歴史的背景については殆ど語れられることがありませんでした。
今日はそんな暁の連盟のふるさと「学術都市 シャーレアン」はどのような都市であったのかを
FF14公式資料集である「Encyclopaedia Eorzea」を通じてご紹介したいと思います。
シャーレアンってそもそもなんだ?
プレイしている中で、
「そもそもシャーレアンってどこにあるんだ?」「なんの目的で作られたんだ?」
と疑問に思う人も多いはずです。
何となく「頭の良い人が集まっている場所」という認識でしたが、実際にシャーレアンは
エオルゼアではなく、北洋諸島に根拠地にする学術都市です。
北洋諸島とはエオルゼア北方にある島々で、2020年8月現在はまだプレイヤーは行くことができない。
このシャーレアンはエオルゼアの多くの地域に「植民都市」という形で、研究所を作っています。
その歴史をたどっていきましょう。
第六霊災からの生き延びた方舟
第六霊災、それは今から1300年ほど前に起きた大洪水です。
第○霊災とはしばしばエオルゼアに起きる未曾有の大災害。第七霊災が旧FF14に起きた「メテオ計劃」であり、その復興後が現在のFF14の世界にあたる。
この大洪水に際して「十二賢者」と呼ばれる者が立ち向かいました。
この際にルガディン族の「ニュンクレフ」という大男が多くの人々を救ったと言われています。
具体的には占星術で大洪水を予言し、巨大な木造船を建築していきます。
そして予言通り大洪水が起きていきます。これが第六霊災となっていきました。
この第六霊災の大洪水で漂流した人々を、ニュンクレフは数多く救っていったのです。
しかし、そんな中この方舟に逃げることのできない大津波が押し寄せます。
もしこの大津波に当たってしまえば、船はバラバラになってしまう…
これを大転移魔法で船ごとアバラシア山脈に転移させたというから驚きです。
アバラシア山脈はエオルゼアを東西に走る大山脈。西はドラヴァニアから東はイシュガルドまでその山脈は続いている。
こうしてシャーレアンの歴史がスタートしていきます。
低地ドラヴァニアから北洋諸島へ
アバラシア山脈には洪水を逃れた多くの人々が難民として押し寄せていました。
一度低地ドラヴァニアにまで行ったプレイヤーならわかると思いますが
あの山脈は山の恵というものがほとんどありません。
荒涼とした山肌をのぞかせるばかりです。
そう、次に起こるのは食糧を巡っての争いでした。
多くの難民、そして洪水から逃れた方舟の人々が徐々に食糧難で争いが始まります。
せっかく助かった命が争いで失われていく。
ニュンクレフは再び荒れ狂う大海原へ出ることを決心します。
大洪水の原因となった雨がひいた後、いくばくかの乗船者を率いて再び船を造り低地ドラヴァニアから北洋諸島への航海に出ていきます。
こうして北洋諸島にたどり着いたニュンクレフは新しく集落を造り、これが「学術都市 シャーレアン」の始まりとなっていったのです。
知性と理性による進歩
この集落は大きく発展していったのは「争い」を無くすために「知性と理性」を重視する宣誓をニュンクレフが行ったと言われています。
せっかくの大洪水から生き延びたのに、争いで命を落とすなんて最も人の嫌な部分を目の当たりした結果でしょう。
このシャーレアンは政治においても先進的でした。
成人になると誰でも参加できる「市民議会」で政策を話し合い、国家運営を行っていたのです。
こうしてシャーレアンは民主的にも大きく発展していきました。
学術都市として発展していった理由の一つとして、シャーレアンが掲げる
「知識は人をもとめず」が挙げられます。
イディルシャイアの入り口の石碑に掲げられている言葉です。
ヤ・シュトラ曰く「知識とは、人が自ら求めなければ得られぬものという意味ね。」ということ。
このモットーのもとで、数多くの私塾や学舎が開かれていきました。
そして今から約1100年前に「シャーレアン魔法大学」が開かれたことが大きな転機となります。
そう、あのアルフィノやアリゼーが通った学校ですね。
これ以降多くの「賢人」が生まれることになり、シャーレアンは名実ともに「学術都市」へと変貌していったのです。
再び低地ドラヴァニアへの植民
そして魔法大学ができてから時が経ち、今から200年ほど前にシャーレアンはある研究に重きをおきます。
それは「星の海」、現実世界でいう「宇宙」です。
この観測所をエオルゼア各所につくることを決定していきました。
こうして再び低地ドラヴァニアに賢人が集まり、研究を開始していきました。
ところが、この「賢人」が集まり星の海への研究が始まると、
エオルゼア各地からこの賢人たちに教えを乞おうと多くの人々が集まってきます。
これが「イディルシャイア」の始まりです。
こうしてイデルシャイアは規模を拡大し、やがてエオルゼア6大都市に数えられるようになっていったのです。
エオルゼア6大都市とは「ウルダハ」「グリダニア」「リムサ・ロミンサ」「イシュガルド」「アラミゴ」そして「イディルシャイア」である。
シャーレアン植民都市のエオルゼアからの撤退
こうして順風満帆に見えたシャーレアンとその植民都市ですが、今から20年ほど前からガレマール帝国の侵攻により暗雲が立ち込めます。
先程も述べた通り、シャーレアンの建国理念の1つとして「争いをしないこと」が挙げられます。
しばしばガレマール帝国との和平交渉も行いましたが、全く上手くいきませんでした。
ガレマール帝国の野望は初代皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスからエオルゼアを混沌に叩き落とさねばなりませんので、和平など所詮無理な話です。
この初代皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスは「漆黒のヴィランズ」で大きな役割を持っています。ぜひプレイして彼が何故エオルゼアを混沌に導かねばならなかったを見て欲しいところです
こうしてシャーレアンはエオルゼア全土から完全撤退を余儀なくされ、
5年の歳月をかけて北洋諸島に「大撤収」を行っていきます。
暁の血盟とエオルゼア
こうして大撤収が行われたあとの賢人たちはどうなってしまったのでしょうか?
ガレマール帝国の侵攻は留まることを知りません。やがてこのエオルゼアへの侵攻に対して各諸国は「エオルゼア同盟軍」を組織していきます。
この同盟軍の軍師として招かれていたのがシャーレアンの賢人「ルイゾワ」です。
このルイゾワは、エオルゼアを帝国から守るためにエオルゼア十二神の力を顕現させる「神降ろし」を実行していきます。
旧FF14はガレマール帝国VSエオルゼア同盟軍の物語。そのラストで帝国は蛮神バハムートを召喚するも、ルイゾワが「神降ろし」をしたことで、エオルゼアは辛くも勝利をおさめた。
このルイゾワの遺言のもと作られた組織が「暁の血盟」なのです。
あとはプレイヤーも知っての通り、この「暁の血盟」を手助けすることで徐々に「冒険者」から「英雄」へとなっていくのです。
いかがでしたでしょうか?意外に知らないことや、わからなかったことも多かったのではないでしょうか?
これらは全て公式資料集である「Encyclopaedia Eorzea」の事実に基づいて書かせていただいています。
光の戦士であれば、ぜひ一度この公式資料集を手にとって貰えればと思う次第です。
ミニオンもゲットできるしね(๑•̀ㅂ•́)و✧
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