光の戦士の皆さんこんにちは、はーとんです。
先日の魔法都市マハの成立過程では、意外に知らないことも多く、
公式設定資料集は面白いなぁと再認識させてもらいました。
マハはレイドで何度も行っていると思いますが、もう1つの都市である
「古都アムダプール」も相当な回数行っている光の戦士の方も多いはずです。
そこで本日はこの「古都アムダプール」と「魔大戦」の勃発までの歴史を、
ファイナルファンタジー14公式設定資料集である「Encyclopaedia Eorzea 」から解説していきます(๑•̀ㅂ•́)و✧
古都アムダプールと白魔法
古都アムダプールは、魔法都市マハと同じくして第五星暦に台頭してきた都市の1つ。
場所は、現在の黒衣森の南部にヒューラン族の一部が開拓して成立しました。
「黒衣森には精霊が住んでいて、簡単に居住できないのでは?」
と思うかもしれません。
実際に、アムダプールは黒衣森の精霊の存在が分かっていたため、森林に入らず、その外れで都市を築いていきました。
また、黒衣森には「イクサル族」も住んでいましたが、彼らとも調和を望んだため、お互いに良好な関係を築いていました。
なぜそこまで彼らは調和を望んだのでしょう?
それはアムダプールが大地と豊穣の神「ノフィカ」を信仰していたためです。
ノフィカは太陽神アーゼマの娘とされ、現在ではグリダニアの守護神。
戦争は大地が荒れ、作物を実らせることができなくなります。
だから彼らは各都市が勃興している中でも「調和」を望んだのです。
そのため、各都市はアムダプールを「古都」と称し、
長老的な立場の都市としてみていたようです。
アムダプールの白魔法
アムダプールの「白魔法」はどのような経緯で成立したのでしょうか?
魔法都市マハと違い、アムダプールが掲げるのは「専守防衛」。
そのため、彼らはゴーレムに命を与えて守護者としました。
しかし、黒魔法を開発したマハが徐々に領土を拡大してくなか、アムダプールも新しい力が必要になってきました。
その結果開発されたのが「白魔法」です。
「白魔法」の開発により、マハが用いる「黒魔法」とパワーバランスが保たれました。
そのためすぐに「魔大戦」の勃発とはいかなかったようです。
軍事力の均衡は抑止力にもなり、戦争を起こさせません。
実際に、第二次世界大戦後以降に世界大戦が起きない理由は、
核兵器開発による大国の軍事力の均衡が挙げられます。
もちろんグローバル化による経済優先というのも大きな理由の1つですが。
魔大戦の勃発とその過程
白魔法と黒魔法の力が均衡することによって、エオルゼアの平和は維持されていきました。
しかし、徐々にアラグ帝国の負の歴史を忘れた人々は、魔法の力を大いに活用し始めます。
こうして、各都市では白魔法・黒魔法以外の、様々な魔術体系が成立したと言われています。
都市での生活が豊かになる反面、各都市はいつしか起こる戦乱に備えて、軍備拡張を裏で行っていきます。
アムダプールはこの時期に多くの石像を「芸術作品」と称して作成しています。
こうして、アムダプールは守護者を増産し、来る戦乱に備えていったのです。
そして第五星歴も中頃に差し掛かった時、「魔大戦」が勃発します。この魔大戦は300年以上に渡る長き戦乱となっていきます。
しかし、公式設定資料集にはどのように魔大戦が勃発したか、経緯は一切書かれていません。
「不明」となっています。
現実世界の戦争の原因の多くは「領土拡張」のためです。
アムダプールが「専守防衛」を掲げている以上、マハから戦端の火蓋を切ったと考えるのが自然でしょう。
海洋都市ニームの衰退
さて、第五星歴で栄えたもう1つの都市である「海洋都市ニーム」はどうなってしまったのでしょうか?
そもそも海洋都市ニームは、コボルド族との交易拠点として成立したものでした。
コボルド族はあまり他種族と仲は良くありません。
どのようにして海洋都市ニームがコボルド族と友好関係築くことができたのでしょうか?
実は「ワンダラーパレス」に秘密があるのです。
ワンダラーパレスは、ニームの守護神である「旅の神 オシュオン」を祀る神殿であったからです。
コボルド族も母なる山「オ・ゴモロ」を信仰していたため、山という共通点から友好関係を築くことができたと言われています。
他の都市と比べて小都市だったニームが、自分たちの身を守れた理由が「ニーム海兵団」と治癒と支援に特化させた「軍学魔法」を魔道士に習得させたためです。
しかし、魔大戦が勃発してからこの海洋都市ニームに悲劇が起こります。
「トンベリ病」の発症です。
耳や鼻がそげ落ち、四肢が縮まり、皮膚はただれて醜い魔物のような姿に変貌してしまう。
Encyclopaedia Eorzea P33 「トンベリ病の悲劇」より
トンベリ自体は愛らしさも感じるモンスターですが、こうして文でみると中々に恐ろしい病です。
この原因は何なのでしょうか?
実は、魔法都市マハが裏で妖異「ビトソ」が封じられた壺を交易品に混ぜ込んだのです。
このビトソは姿を消して隠れ住むため、ニームの人々は病の原因がわかりませんでした。
そのため、トンベリ病にかかった人々はニームの人々より差別・隔離されます。
…ワンダラーパレスに。
そして、ニームの人々はワンダラーパレスを沈めることで、病原菌もろともトンベリになった人々をも水中に沈めました。
こうして海洋都市ニームは衰退していったのです。
しかし、なぜマハがこの小都市に妖異を送り込んだかは公式設定資料集でもプレイ中でもは明らかにされていません。
もちろん海洋都市ニームが小都市ながら強かったから、というのは理由の1つでしょう。
ここからは予測ですが、マハはアムダプールでも同じようにトンベリ病を流行らせようとしたのではないでしょうか?
どれくらいの感染力と効果があるのか、小都市で実験することは現実世界でもありえますものね。
こうして海洋都市ニームは陥落しました。残りはマハとアムダプールの2都市です。
いったいどちらが勝つのでしょうか?
次回に続きます。
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