光の戦士の皆さんこんにちは、はーとんです。
皆さんは「切り抜き動画」というものをご存知でしょうか?
「切り抜き動画」は他者の動画の一部分を切り抜き、字幕などをつけ編集し、動画としてアップされたものです。
切り抜き動画が脚光を浴びたのは、2chの創設者でもあるひろゆき氏の切り抜きが流行ったためです。
長い動画をコンパクトにわかりやすく編集したものが数多くあり、これはひろゆき氏の収益にもなるのでwin-winの関係となり現在も続いています。
本日はこの切り抜き動画で、最近数多くFF14のプロデューサーレターライブ(通称PLL)が多くアップされています。
この是非について、問いていきたいと思います。
PLLの切り抜きはグレーゾーン?
まず切り抜き動画は元の動画の著作権を侵害するものです。
そのため、元動画の製作者から許可を得なければ、切り抜き動画をつくることはNGとなります。
ひろゆき氏は切り抜き動画の製作者と収益の分配を行っているため、切り抜き動画をどんどん作ってもらうのを許可しています。
「Content ID」という仕組みを利用し、win-winの関係を築いているのです。
ではFF14のプロデューサーレターライブの著作権はどこにあるのでしょうか?
それはもちろんスクウェア・エニックスになります。
FF14の利用規約とPLLは異なる
FF14の利用規約とPLLの著作権は厳密に言えば異なっているはずです。
FF14の画像等を利用する際は「(C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.」の権利表記をすればOKです。
当ブログは必ず画面に表示されるサイドバーに著作権表記をしています。
書いてて思ったのですが、ブログなどでPLLをまとめることもどうなのでしょうか?
「ファミ通」や「電撃プレイステーション」のPLLまとめページなどもあるので、大丈夫だとは思うのですが…
そういった意味では、切り抜き動画についてもグレーゾーンということが考えられます。
切り抜き動画を黙認するメリット
切り抜き動画は長時間の動画の必要部分のみを視聴することができるため、再生回数が伸びやすいです。
また、長時間のライブ動画ではアーカイブ後の再生回数が伸びづらいという面もあり、それを補うために切り抜き動画が黙認されるケースがあります。
最近はこの切り抜き動画がブームとなっているため、YouTuber大手事務所の「UUUM」は切り抜き動画のガイドラインを掲載しています。
切り抜き動画は下手をすれば自社ブランドを傷つけることになりかねないためです。
自社ブランドを傷つける、これはどういうことかというと、切り抜かれた動画に不適切な字幕がついたり、歪曲して編集することも可能なためです。
そのため、ガイドラインを設定する必要があるのです。
FF14のプロデューサーレターライブについては、どこを探しても著作権やガイドラインについての掲載がありませんでした。
現在はグレーゾーンかもしれませんが、日々大きくなるFF14のコミュニティを守るためにも、是非スクウェア・エニックスの方からプロデューサーレターライブのガイドラインを掲載して欲しいと思っています。