光の戦士の皆さんこんにちは、はーとんです。
皆さんはプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が大のミステリ好きということをご存知でしょうか?
これは、吉田氏の著書である「吉田の日々赤裸々」の3巻に書かれていました。
また、マフィア梶田氏との対談でも、ミステリ好きの件は触れています。
本日は「吉田の日々赤裸々」に書かれていたミステリの内、私自身も読んだことがあり、本当にオススメするミステリ小説2冊を紹介したいと思います。
「すべてがFになる」著:森博嗣
まずは著者:森博嗣の「すべてがFになる」です。
こちらはアニメ化までされた作品ですが、絶対に原作を読むことをオススメします。
孤島で起きた天才科学者:真賀田四季が密室で殺害されたことから物語はスタートします。
森博嗣氏のミステリの面白さは論理的にトリックを解決できる点です。
ある程度読み進めていくと「あ、こういう方法で密室をつくったのでは?」と予測を立てることができます。
この「すべてがFになる」を始めとする森博嗣氏の「Fシリーズ」は密室殺人がメインとなっています。
さらにFシリーズがおわると、さらにその続編もあります。
密室トリックも面白いのですが、森博嗣氏の著作は文体が美しく感じられます。
ポエムのような流れる文体が密室殺人との対比となり、どちらも際立たせてくれるのです。
さらにはこの1作目にでてくる真賀田四季が「森博嗣ワールド」を形成する重要人物なのですが…
密室殺人ミステリ以外にも多くの著作がある森博嗣氏の作品にふれることで「沼」にハマっていくこと間違いなしです。
私は基本的に本を人に勧めません。
なぜなら、勧めた本がその人に合っていないと、勧めた大好きな本が乏しめられているように感じるためです。
しかし、この森博嗣氏の「すべてがFになる」だけは違います。ぜひ一度読んでいただきたい作品の1つです。
「その女アレックス」著:ピエール・ルメートル
「吉田の日々赤裸々」でミステリ好きの吉田Pが最後に紹介したのが「その女アレックス」というミステリ小説です。
ピエール・ルメートル氏はフランスの推理小説家で「その女アレックス 」は警部カミーユが活躍する「カミーユシリーズ」の2作目です。
なぜ1作目よりこちらの2作目を推すのか、それは内容を読んだら分かりますが凄惨でもあり悲しくもあり、感情を揺さぶられるためです。
私はオーディブルで事前情報なしでこの「 その女アレックス 」を聴きましたが、本当にすごい作品でした。
ある女性が拉致監禁されているところから話がスタートするのですが、この女が「アレックス」という女なんです。
このアレックスという女の半生をともに振り返りながら、凄惨な事件が起きていく…
本当に次にどうなるか全くわからない展開、また読んでいるとポルナレフ状態になること間違いなしです。
吉田Pがわざわざ著書の最後にこの本を紹介したことも頷けます。
普段は読まない海外小説でしたが、本当に楽しめました。
以上が吉田Pと私がオススメする厳選ミステリ2選です。
本当に面白い作品なので、ぜひ一度手にとってもらえると嬉しいです。