心が弱いと何事も辛く感じることが多いです。
FF14でもメインタンクをしていると、おかしな人とPTを組んだ回数は少なからず何回かありますし、
7年もプレイしていると多少なりとも様々な経験をしています。
実は、FF14で私は
対人関係で嫌なことがあった場合や、面倒な輩に出会った時
どうすれば心を折らずに穏やかにでいられるかということを学びました。
これにはコミュニケーションを取る上で「コミュニケーションの方法」が重要になってきます。
タンクでプレイしている方や実生活でも役に立つと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください(๑•̀ㅂ•́)و✧
他人は自分を理解してくれないという前提
タンクでプレイしていると、PTメンバーがリーダー的役割を求めてきたり、ダンジョンでDPSやヒーラーがタンクより先行しはじめて勝手に戦闘を開始したり、
「なんだなかなぁ」と思うことは少なからずゼロではありません。
実はこの段階でメンタルがやられてしまっているので、注意が必要です。
「他人は自分を理解してくれない」ということを前提に考え方を変えていくと、一気にメンタルコントロールが楽になっていきます。
自分の考え方や気持ちを伝える重要性
日本人の残念な風習の1つとして、「察する」ということがあります。
確かに察してくれると楽ですが、実際に察してくれることを期待しているから、
「察してくれない」ときに嫌な気持ちになるのです。
実際に、FF14で「察してくれない」ことは多々あります。
なぜなら顔が見えない上に、チャットでしかコミュニケーションを取ることができないので、察しづらいためです。
こんな話があります。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアン博士による「メラビアンの法則」によると、相手に伝わるのは言語情報(Verbal/話の内容、言葉そのものの意味)がわずか7%で、聴覚情報(Vocal/口調や・速さ・声の質)が38%、視覚情報(Visual/見た目や視線、表情)が55%と言われています。つまり、声のトーン、間、言い方、会話のテンポなどの「周辺言語」や、顔の表情、腕組みなどの「しぐさ」といった言葉以外の「非言語的な要素」が相手に伝わるのに非常に大きな役割を果たしていることが分かったのです。
引用:電話やメールの落とし穴。言葉だけに依存しない「非言語コミュニケーション」の重要性
つまり、メールやチャットだけでは伝えたい内容の1割にも満たない場合があるということです。
普段の生活であれば、相手が理解しようと努めてくれるために文面でも相手に話が伝わります。
しかしFF14のようなオンラインゲームであれば、見知らぬ相手にチャットで「察してくれ」というのは少々厳しいでしょう。
オンラインゲームのようなチャットで自分の気持ちを伝える方法は
・具体的にわかりやすく
・言いたいことを絞る
・連続して書き込みしつづけない(相手の反応を待つ)
だけで、大分改善します。
現実世界であれば、しっかりと「相手の目を見て話す」だけで伝わり方が大きく異なります。
私は「人に伝える」仕事、塾講師を12年以上続けていますが、授業の際に講師の顔を見ない生徒の成績の伸びは悪いです。
逆にしっかりとこちら側、講師を見て授業を受けている生徒の成績は少なからずこちらの意図した成績になりやすいです。
目から入ってくる情報は重要です。人は見た目が9割とも言われていますし、相手の目を見て話すのはコミュニケーションの基本です。
「相手が察してくれることを諦める・期待しない」だけで嫌な思いをすることが大きく減りますので、ぜひチャレンジしてください。
相手が察してくれることを諦める方法は実はとても簡単です。
言葉は悪いですが、「相手は察する能力がない、とても残念な人」という前提でコミュニケーションを取ることです。
この前提で会話をすることで、相手がこちらをきちんと察して気遣ってくれる人を大切にしていけば良いのではないでしょうか?
本当に世の中には「自分の事しか考えない」輩はいますからね…
面倒な人との適切な距離感のとり方
いつでも・どこでも、嫌な・面倒な人間はいます。
どうすればこうった人間と距離を取れるのでしょうか?
答えは簡単で「必要最低限の会話しかしない」ことです。
しかし、これではますます人間関係がこじれてしまう場合があります。
私がオススメするのは「嫌なヤツほど自分の味方にしろ」です。
自分が相手を面倒に思うと、それは相手に伝わり、ますますお互いに嫌い合うのが人間です。
しかし、好きな人間とは良好な関係を保ちたいという考えが働き、好意的に自分にはたらきかけてくれます。
嫌な・面倒な人間に対しての気持ちはそのままで構いません。
その気持ちを仮面で隠して、嫌・面倒な人間と「好意的に」接していきましょう。
これだけで相手は自分に良くしてくれる可能性がグンと上がります。
つまり、嫌な・面倒な人間ほど積極的にコミュニケーションを取っていく。
そしてある程度人間関係が改善したら、そっと離れるだけで良いのです。
「そんなこと簡単に出来ねーよ!」
とおっしゃるかもしれませんが、結構簡単ですよ?
嫌な・面倒な人間とは極力会話をしたくありませんよね?
けれど、良好な関係を築くためには適宜相手を「褒める」ことです。
例えば服装・仕事の様子、些細なことを3日1回ほど「褒める」だけで十分です。
また、とことん喋りたくない場合は、ちょっとしたものをプレゼントしましょう。
例えば旅行に行った際は部署全体へのお土産と嫌な・面倒な人間だけへの土産を用意するだけで全然相手の対応が変わってきます。
正直、現代社会においてはコミュニケーションを全く取らずに生活・仕事をすることは難しいです。
「相手を見下す」とまでは言いませんが、本当に世の中には「どうしようもない輩」はいます。
自分が嫌な思いをしないためには、
「相手に期待しない」「嫌な相手を自分の味方にする」だけでコミュニケーションが楽になり、
生きることがとても楽になります。
ぜひ実践してみてもらえればと思います。
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